社長の日記
私の知り合いのお宅です。
ちょっとした事がきっかけで、小屋裏(天井裏)に登らせていただく事になりました。
築年数はさほど経っていない立派な大きなご自宅です。
押し入れの天井から天井裏に入らせていただき、ちょっと気づいた点があったので
ご報告させていただきます。これは、このご自宅をお持ちのご本人様からも
御意向があったので、あえて報告させていただきます。ご本人承諾の上でのブログ掲載です。
ある木造住宅のFC (フランチャイズ) 店で建てられたそうです。
御主人も、建てられてから何かしら気づいた点があったそうですか゛、こんなもの
なんだと思い込み、あえて今まで気にしなかったそうです。
今回、ひょんな事から私もちょっとおかしいかな? と思い、あえて天井裏に
入らせていただく事になりました。
天井裏は非常にきれいでした。が、小屋組み(屋根を構成する骨組み) に気になる点が
いくつありました。
屋根のあばら骨ともいえる垂木という木材が、隅木という太い材に留められてなくて、宙ぶらりん
になっていた点。本来ほかの木と釘でしっかり固定されているのが基本です。

あと、垂木という材木と、その上から被せているベニヤを留める釘を打つ場所が
ずれて、だいぶ打ち損じありました。


このベニヤの上は、コロニアルという屋根材が乗っています。
このベニヤと、垂木という骨組み(人間でいうあばら骨みたいなもの)がしっかり固定された上から
通常コロニアルという屋根材が被せられます。
コロニアルというもの事態にも重さがありますので、コロニアルとベニヤは一体化していても
ベニヤと垂木が一体化していない限り、危険です。屋根はもともと勾配があるものなので、
重力に沿って下へ落ちていきます。
と、同時に、ベニヤ自体も、暑さ、寒さ等の環境でへぞったり、波打ったりします。
そんな状態で屋根材をベニヤにしっかり固定していれば゛、上のコロニアル自体も
ベニヤの動きについていけず、浮いてきたり、外から見て波打ったように見えたり、
ヘアクラック(細かいひび)が入っても不思議ではないと思います。
悪循環です。
大工さんも、二階の造作(天井下地組の時点) 時点でこれだけの釘の打ち損じや、垂木が留めてないのは
気づいていたとは思うのですか゛・・・・・。二階の造作をする段階では、すでに屋根工事は通常完了しているので
その時点ではどうにもならなかったので仕方ないと思ったのかもしれません。
当時の大工さんを責める気はありませんか゛、引き渡しを受けたお客様はたまったものではありません。
大工さんのうっかりミスなのか、そして、それに気づかなかったのか、私にはわかりませんか゛、
大きな買い物を、それも形の無いものに対して、大金を払われるお客様にとっては、欠陥工事とか、ずさんな工事と
言いたくなるのは当然の事です。業者を信じて仕事を依頼して、結果裏切られた形になってしまったお客様の
気持ちを考えると、同業者として、胸も痛いし、悲しい気持ちにもなるし、なによりも、お客様が可哀そうに
思います。
つまらない報告だったかもしれませんか゛、一度ご自宅で気になる点等あれば、ご自分で、若しくはお知り合いに
同業の方等いらっしゃれば点検してもらうのも必要かなと思いました。
2012-09-19 18:21:36





